ドライバーの試聴会

[更新日]: 2011年03月08日

ドライバーの試聴会

すももの木のメインシステム YLカールホーンをL型に変更してアダプターを付けてそれぞれのユニットを聴きました カットオフ450Hzクロスで下はバイタボックス AK-156を使用しました コメントライターはJBL2420を愛用しているクラフトマンF氏にお願いしました 参考にして下さい まずはRCAの樹脂製を振動板に使用したユニットです
-------------------------------------
中域の濃い、昔懐かしい音との出会いであったが、ツイーターを付けるととたんにバランス良く聞きやすいトーンに変身した。特に、ボイストーンの音色には誰からも受け入れられやすいサウンドだった。


2番手 JBL2420ドライバー

一般的に知名度が一番でアルミ系振動板を使用した1インチドライバーです
-------------------------------------
自分が持ち込んだ聞き慣れた2420であったが、無難なサウンドを聴かせてくれた。ウーハーとのつながりもよく、ツイーターなしでも十分であった。カールホーンとバイタウーハーとの2ウエイの良さを感じるよりは、これはやはり低域から高域までJBLで統一した方がよく、無駄な抵抗はやめたほうがよいと感じた。聞き慣れたものがどうなるかという他との比較のために入れただけで、予想通りの結果とも言える。

3番手 Maxonic D51EXフィールド1インチドライバー 

昭和7年創業の日本音響電気社製ユニットで励磁型の音を聞きましょう
------------------------------------
ツイーターなしでも十分で、最初の加藤登紀子のボーカルは音楽的な表現に包まれていた。聞き飽きるくらいに試聴してきたソースだったが、低域の充実した温かみのある音楽的な抑揚のある歌い方は初めての経験であった。ウーハーとのつながりがよく、1,2とは違ったバイタボックスのウーハーの倍音の伸びのある音を聴くことができた。

4番手 Maxonic D51 アルニコタイプ

3番手のアルニコ磁石タイプでこんなに音質が違うとびっくりです
------------------------------------
ツイーターなしでもバランスはよい。FCと音作りとしては共通なものを感じた。サウンドの充実感はFCに軍配が上がると思った。

5番手 VITAVOX S-2 イギリス製

只今のすももの木メインシステムのS2ドライバー
------------------------------------
バイタのウーハーとのつながりは当然だが、これまでバイトンメージャーのホーンに聞き慣れた耳にはカールホーンでのS2の品の良さに新たな魅力を感じた。後に、バイタのホーンで聴いたが、劇場でストレートに遠くまで語りかけるオリジナルホーンとはちがい、カールホーンでのS2のやわらかに、訴えかける音楽的な力に惹かれた。

6番手 ALTEC LANSING 288C

球ファンで一番人気の288ドライバーです
------------------------------------
今回のとりを飾っての出番であった。個性的なドライバーの最後であったためか、多くの人に受け入れられるトーンで、たんたんと音楽を奏でてくれた。これがアルテックのA7の箱あたりに入ったウーハーとの組み合わせで聴くと、アルテックらしさが倍増するだろうと思った。
すごさを感じたのはジャズピアノトリオのベースのしっかりとした音で、しかも奥行き感のある響きを醸し出していた。

------------------------------------
以上とりあえず6種類を聴きました 同じユニットでもホーンの形状でこんなにも質感が変わるとは面白かったです コメントとお手伝いしてくれたF氏さんありがとう御座いました 次回も何か楽しい企画を考えますのでお楽しみにね

製品情報
  • 完成品
  • 真空管
  • スピーカーシステム

カトレアへようこそ

真空管アンプについて

ご利用ガイド

アクセスマップ


ページの先頭へ